1973年の時点でVAN JACKETに存在した主だったCHOPのイニシャルをシンボライズしています。今日でこそパーソナル・コンピューターが広く使われ、そのアプリケーション機能たるや目を見張るものが有り、コンピューター・グラフィックスにより30年前とは比較にならないほど簡単にイメージを画像化出来ます。しかし当時は、一つ一つを手作りで創り上げ、それを光学カメラによって一点数時間を掛け撮影していました、まあ撮影時間に関しては、今も大して変わらないとは思いますが、その手間暇は現在の数倍に及んでいました。
そんな事を想像しながら眺めてください。 (尚、画像の左上が歪んでいます、厚みの有る当時の綴じモノから、1ページ1ページ破らないように気を使いスキャニングしているため、角が持ち上がり歪んでしまいました。)
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“ Mr, ”
当然長島さんの事では有りません。
VAN JACKETで唯一と言っても良い純然たるヨーロピアン・スタイルのCHOP
“Mr, Van”です。
アメリカンが主体のVANでその象徴的ネーミングが何故ヨーロッパ・ファッションのこのブランドなのか、名付け親に聞いてみないと判りません。
このイメージは真鍮板を“GOUDY HANDTOOLEDのような書体をもっとボールド化しシャープにし立体化したものです。 |
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子供服と言っても、その幅は広く、VAN BOYSの場合は中学・高校生をターゲットにしたものです。
ブルー・デニムをベースにエキスパンダーを“B”の文字にアレンジしています。
この年頃の男子のイメージを的確に捉えしかも意表を突く表現方法といえるのではないでしょうか。
ところでエキスパンダーって現在でも販売されているだろうか、今は“ビリー・バンド”かな・・・ ?? |
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アメリカGANTに対して、
英国の
VAN HEUSEN社と
提携し、製作されたシャツ・ブランドです。
ベースグラウンドには
ユニオンジャックをあしらい、その旗のハタメキに合わせイニシャルが揺れる様を、動きのある画像として表現しています。
飽く迄もVHの文字が浮かび上がる形で。 |
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4歳位から14歳位までをターゲットに展開されたブランドです。
子供の頃は誰でもと言って良いくらいビー球の魅力に取り付かれた時が有ったはず。
また海辺などで砂遊びをした記憶もあるはずです。
そんな子供時代のイメージを髣髴とさせる絵です。 |
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ヴァンヂャケットのスポーツ関連専門の部門VAN SPORTSです。
メタルで作った“S”の文字を、あたかも鉄棒の車輪のように、またアスリートが走り抜けるように残像を処理し、アート化しています。
体育系という言葉が闊歩していた時代にあって、ごついスポーツからスマートなスポーツイメージへと変化させたものです。 |
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この時点(1973年)でのヴァンヂャケットに於ける最新CHOPが“404”です。
今までVANが手掛けてこなかったシルバーアクセサリーを中心としたAG関連に、グリーンハウスなども展開しました。
そんな斬新でイキイキしたイメージを表しています。
まるで現代のLEDランプを使ったイルミネーションのような画像になっていますがLEDでは有りません、
グラフィック処理による表現です。 |
“VAN SITE”VAN GRAPHIC DESIGN 2 |
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