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VT(東京)、VО(大阪)で企画編集・制作されていた“VAN NEWS”です。
1966年と1967年に制作されたものの一部ですが、ご紹介いたします。

多分、VAN PRESS発行(1966年創刊)と同時くらいか少し早い時期に始まったものです。

時代のエポックを取り上げ、またVAN JACKETの動きやニュースなどを社内外に告知するためのツールとして、制作されたものだと思います。サイズはA4版の横使いです。

下に掲げた資料は京都市在住の能勢 裕氏により収集されたもので、昨年ご好意で提供していただきました。
私も実物を見たことが無く、実際の運営方法などがどのようなものであったかは定かではありません。
機会があれば石津事務所やVAN OBに確認するなどしていきたいと考えています。

内容は1950年〜60年代のイギリスを中心に、若者文化・風俗として一世を風靡した“モッズ(MODS)”(Wikipediaへリンク)を取り上げています。

《 MODSのイメージとしては、スクーターに乗った若者のスタイルが思い出されますが、そのスクーターがオーバー・デコラティブでまるで表現はすこしズレますが“千手観音の手”のようにいくつも装着されたバックミラーやホーン類が、今でも強烈な印象として残っています。 》








:現代のMODSスクーター
資料TORBAY MODS SCOOTER (イギリスのホームページへ)より




以下は“VAN MUSIC BREAK”スタートの告知です。この中でナベサダこと渡辺貞夫氏のバンド、渡辺貞夫クァルテットの事などを紹介しています。









以下はVAN NEWS下部にある、東京、大阪の住所及びVAN JACKETロゴタイプですが、
1966年5月20日号、10月26日号そして1967年2月5日号でそれぞれ変化しています。

上は66年5月のもの
VAN JACKETロゴは“FUTURA”を使用しています。
住所は現在の『 東京都港区北青山 』とは呼び名が違い、何と『 東京都港区赤坂青山北町 』。

66年10月になると今と同じ『 東京都港区北青山 』に。

1967年2月になるとVAN JACKETのロゴが、その後1978年まで使われた“HELVETICA”にデザイン変更されています。それに伴って、VAN NEWS編集担当が、東京宣伝部、長谷川さんに一本化されました。




下は、1970年10月5日に創刊された“かわらう゛ぁん”です。
VAN JACKET大阪支社において企画・制作されたもので、VT企画のVAN PRESSでは補えない『大阪らしさ』を盛り込んだ、大阪版VAN PRESSともいうべきものです。
ますば一井支社長の提案から !!

東京に対する大阪の意地みたいなものを感じます。

残念ながら今のところ資料は以下のものしか手に入っておらず、今後見つかるようでしたらご紹介していきたいと思っています。(資料提供 : 能勢 裕氏)








“VAN SITE”VAN PRESS 4
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