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銀座松屋アイリッシュセッター・クラブ主催
“石津謙介と行くアイルランド・ツアー”
( トラッドの故郷を訪ねて )
その列車中での会長談話


1983年8月、表記ツアーが行われました。

きっかけは次の会長の一言から、

「 アイルランドは、当クラブ名の由来でもあり、アメリカの故郷でもあり、ケネディ大統領のルーツでもある。ドネガルツイードやアラン・セーターの母国でもある。静かな伝統と自然の国を、ぜひ訪ねてみたいものだ・・・。」

という事で
松屋トラベルサービスからは、トラッド・ファンに対しさっそくツアー・パンフレットが届き、催行されました。

で、以下は、その列車の中での会話の一部です、終戦間もない頃の話が始まります。
例によって参加した横田君が、常備している携帯録音機( ウォークマン? )で録音したものです。

● 少し聞き取りにくいですが、列車のゴトゴト音とともにお楽しみください。(20分程です)











下の写真はその時の、列車風景やアイルランド・ダブリン他でのものだと思います。



















UISCE BEATHA=アイリッシュ・ウイスキー の製造会社“タラモアデュー社”にて







以下は、『 続・青春VAN 日記56号 』 から


タクシーは無事リンチさん宅に到着した、分厚い大きなドアの立派なお宅でした。


GOOD EVENING」「 HOW DO YOU DO!」

女子中学生と思われる二人の娘さんが出迎えてくれました!

一同
OH! PRETTY〜!!

会長
おー、遅かったじゃないか、早く来なさい、どーした?

君らヤングマン達が到着するのを待ってたんだよ。それでは、改めて乾杯!
“スローンタ”


リンチさん御夫婦の待つ部屋には、ピアノとギターがあった。

娘さんたちがピアノの演奏を聞かせてくれた。(いいねえこーゆーの)

会長
「僕もお礼に日本の歌を唄ってあげようと思ったんだが、娘さん達は日本の曲が分  からないので伴奏できずに困っていたんだ。司会とギター伴奏の出来る君を待っ   てたんだよ。よし今日は唄うぞ!」

愛甲
それでは僕達バックコーラスをやらしていただきます


横田

♪皆様、大変長らくお待たせいたしました。

今宵、夜空に燦然と輝くアイルランドの星の下、本来出会うべくもない、地球の東の端から西の端へ、不思議な縁で、東洋は日の出ずる国よりやってまいりました我等が石津会長が、せつせつと歌い上げます。“北国の春”・・・どうぞ〜!・・・拍手〜!


パーティーは大盛り上がりとなった。

会長と高木社長が仲良く歌っているツーショットは、あの大阪北炭屋町のX社の青春時代をほうふつとさせた。

高木社長奥様も女子高生のように歌った。

やがてはリンチさん御家族といっしょに、アイルランド民謡の大合唱大会となった。
日本人にも身近な歌ばかりだった。


“庭の千草”・“はにゅうの宿”・“ダニーボーイ”・

“浜辺の歌”・“ロンドンデリーの歌”・・・
  (ついでに“ロンドン橋落ちた”の唄も)そして“ほたるの光”・・・。

コーク市郊外の歌声は、夜遅くまで続くのであった・・・。




“ リンチ ”さん宅での大合唱大会の一部です。

石津会長“ オールマンリバー ”を歌う

お酒も入っている事だし、音程には少し眼をつぶってください、
夜が更けるほどに盛り上がる“宴”でした。









“VAN SITE” Irish Setter Club Tour in Ireland
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