PAGE1 PAGE2 PAGE3 PAGE4 PAGE5 PAGE6 PAGE7 PAGE8 PAGE9 PAGE10
PAGE11 PAGE12 PAGE13 PAGE14 PAGE15 PAGE16 PAGE17 PAGE18 PAGE19 PAGE20
PAGE21 PAGE22 PAGE23 PAGE24 PAGE25 PAGE26 PAGE27 PAGE28 PAGE29 PAGE30

下の写真は、ライオン・スティッカーでもおなじみの“VAN JACKET”を象徴する紋章です。
スティッカーとは獅子の向きが違っていますが、古い水貼りステッカーなどでは、この紋章スタイルが採られていました。
企業紋章を持っていて、その活動の中で積極的に“ CI ”アイテムとして活用している企業と言うと日本の中ではそう多くはないはず、サントリーなどは数少ない企業の一つだと思いますが。
でも何ゆえVANが紋章を掲げたのか、いい加減な事は述べられませんので、経緯が判り次第お知らせします。

ここに掲出したVAN JACKET紋章は青山三丁目交差点に有ったVAN本館の入口に掲げられていたものです。
そのディティールは下段三点の写真を拡大して見てください。
VAN PREMIUM 1のライオンスティッカーのところで予告した社長室に掲げられていたものはもう少し後になります、形状は全く同じだと思います。




上に掲示したVAN JACKET本館入口に掲げられていたVANの紋章と社長室に掲げられていた物は同じ物だと思っていました、今(2007/11/14)までは。・・・・・
しかし、先日社長室に掲げられていたものをようやく撮影する事が出来ました。

VAN JACKET本館6階に有った社長室に掲げられていたものは、下の写真が示すとおり、全く違う物でした。
上のものと比較すると、まず、@ レリーフの深さが全く異なり、仕上げがとてもクリア。
A ユニコーン及び向かい獅子の顔つきが下の方が鋭く、精悍、等々。

詳細に見ていくと、異なる点が多々有り、全く違う型から製作されている事が解ります。
異なる箇所の詳細は後日二つの実物を比較した後、このページでご紹介できると思います。



簡易的に比較してみました。
2タイプの紋章を写真上でほぼ同寸として並べてみたものです。
各部位のテクスチャーやバランスの違いが判ると思います。








上は、VAN JACKET社旗の一つです。

大きさはおよそ、W=2200×H=1800mm程。
ご覧のように社旗の下に掲げた“ライオン・スティッカー”のデザインをそのまま取り入れています。
バックのレッドクロスの意味合いは、"NORTHERN IRELAND"の非公式国旗に似ていますが、詳細は今のところ解りません。機会が有れば確認しておきます。
社内スポーツ・フェスティバルや、“Vanguards”の対外試合などの時に使用していました。
例年行われていた“フレッシュマン”達の入社式では使っていたかどうか、記憶にあるような無いような・・・・・。







VAN JACKETには数多くのCHOP(ブランド)が有ります、そのCHOPの企画コンセプト、そしてブランド・ポリシーから発せられるブランド・イメージ、これらを象徴的に表したものが各々のブランド・ロゴタイプです。
従ってそのロゴを見れば、そのブランド・アイテムや企画製作している企業のイメージが自ずと湧いてくるものだと思います。
ここにお見せしているものは、いわゆるブランド・ロゴとは異なり、各CHOPの持つイメージをイニシャルを使ってシンボライズし創作したものです。
それぞれのブランドから発せられるイメージを絵画的に一つのイメージとして表現したシンボリック・イニシャル・ロゴタイプと言う事が出来ます。

VAN イメージロゴタイプ
VAN CHOPの“V”を、
VAN JACKETの象徴の一つ、アメリカンフットボールスタイルの人形によって形作っています。
この人形、当然既製品では有りません。

ヴァンヂャケットのVAN(前衛)であるVANGUARDSがスクラムを組んで、
オフェンス、ディフェンス
どちらにでも対応できるフォーメーションを採っているの図。

Seven Days ロゴタイプ
アメリカン・カジュアル・
スラックスを謳い文句に
大人のカジュアルとして
打ち出されたSEVEN DAYS。

そのイニシャル“S”では無く、“7”をシンボライズしたもの。

7=レインボーと言う事から、虹色をフィーチャーしてみました、と言ったところです。

Daniel Hechter ロゴタイプ
このCHOPが導入間もない頃の逸話、

ある営業マンが初めてDHを目にし一言、
『このダニエル・ヘッチャ―って何??』と言ったとか。
傍に居た連中は大笑い。

正式呼称はダニエル・エシュテル。

フランスのデザイナー、エシュテル氏が聞いたら大変でした。

ヨーロピアン・カレッジウェアです。
ロゴはフランス・ワインCuveeChouetteからのイメージか。

Gant ロゴタイプ
GANTのイニシャルG
にスターズアンドストライプス模様を付け、それを何とマッチの火薬で色分けしたものです。

英国のVAN HEUSENに対するアメリカのGANT。

何故マッチか!!
ここからは推測、
ヨーロッパ生れのマッチ、1900年代初頭にアメリカはスウェーデンに次いで世界第二位の生産国となったようで、しかもアメリカ映画に登場する、マッチを壁などに擦ってつける(摩擦マッチと言うらしいです。普通のは小箱マッチ。)、あのイメージが強烈だったからかもしれません??

Hauser ロゴタイプ
シニア向けヨーロピアン・スポーティ・カジュアル
といった打ち出しのCHOP
です。

ピンクオイル・オブジェでイニシャルのHを作っています、が、理詰めで考えた場合、HAUSERとの整合性が・・?? 
考えない事にしましょう。

今では頻繁に見るこの様なオブジェですが、以前はかなり珍しいものの一つと言えます。
その斬新さにHAUSERのイメージを重ねたのかも。

Kent ロゴタイプ
やはりKentはこの様なイメージになるわけです。

石ではなく木、それも手彫り、しかも、ずばりKentの“K”のロゴタイプそのものです。

つまりこれ程にKentのイメージは確立されていたという証左にもなります。

手作りのように丁寧な、そして木彫りのような温かみの有る、卓抜した技から生れるブランド・・といったイメージ。



“VAN SITE”VAN GRAPHIC DESIGN 1
Copyright IDEAKONA. All Rights Reserved