▼2014年11月16日(日)
今日2014年11月16日、沖縄知事選に思うこと。
選挙前や選挙期間中での選挙に関する報道は、当たり前のように 『 中立の観点 』 という理由から、
メディア ( 特に大手 ) で取り上げることが極端に減ってしまうのが日本の現状です。
体制側から睨まれないよう、まるで腫れものにさわるかのように!です。
今後の日本の希少生物、自然遺産、保護 ( 辺野古ジュゴン、小笠原・伊豆諸島での中国の無法赤サンゴ盗り ) や安全保障に大きく関わる沖縄選挙報道なども右に同じで、
選挙投票の当日になっても大手メディアでは、まるで関心ないような取扱いに見えてしまいます。
・・・・・・・・・・・・・日本の悪弊の一つ。
明日からは騒ぐのでしょう、きっと。
選挙後にその意味内容についていくら騒いでみても、国民にとっては単なる事後報告にすぎないのです。
( 注 ) アメリカ合衆国の放送界にも政治的な公平を求める規定は過去有りました。
しかし現在では撤廃されています。アメリカでは大統領選でも、どの新聞がどの候補を支持しているのかを表明する習慣が定着しているのです。
( 参 考 ) 公職選挙法第148条
この法律に定めるところの選挙運動の制限に関する規定は、新聞紙(これに類する通信類を含む。以下同じ。)又は雑誌が、選挙に関し、報道及び評論を掲載するの自由を妨げるものではない。但し、虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲して記載する等表現の自由を濫用して選挙の公正を害してはならない。 |
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さらにここへ来て、この12月14日には衆議院選挙の投開票が行われそうだと喧しく報道されています。
今朝某テレビでは、“この衆議院選挙の大義”などという観点から番組構成が為されていました。
その中で街行く人々にインタビューし、その結果が流れていましたが、
インタビューを受けた人々の口をついて出た言葉が、いやはやなんとも!!!
「なんで今選挙なの?」
「どの党に入れたらいいか分からない。」
「私一人が投票しても何も変わらないでしょう?」
「選挙に行こうとは思わない。」
「あまり関心が無い。」
「誰に入れても同じでしょ!」
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等 等 等 々 々 々 。
発言していた人々の年齢層はと言うと、残念なことに小生と同年代 ( いわゆる高齢者 ) もしくは中年層が圧倒的でした。
一方前掲テレビ局とは違う局では、
アフリカのとある国で農業生産に寄与するため現地の人々を雇い、日夜努力している民間会社の社長が、
解散総選挙が取り沙汰されていることに関して、こんな事を述べていました。
「何であれ自由に選挙できることは素晴らしいことです。
アフリカでは独裁政権が珍しくなく、行われる選挙も政権の恣意的操作が当たり前、悪くすれば選挙など行われず、民意など意に介さない国がこの21世紀に如何に多いことか。」
「それに比べて自由に選挙が行われ、自分の意志で候補者を選択でき、自分たちの将来を自分たちで決定できる、こんな素晴らしいことは有りません。」・・・・・・・・・・・と。
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わずかな時間を惜しむのか、選挙に行かず、自らの選挙権を放棄し
( 意図して白票を投ずるのとは訳が違います )、
自分たちの生活環境に変化をもたらす絶好のチャンスを、あえて捨て去ろうという勿体なさ!
未成熟とはいえ民主国家の一国民として・・・・・・如何なものなのでしょう?
いつまでも組織票に牛耳られ、あたかも個々の意思のない生き物のように、唯々諾々として
少数のプロ?で世襲の先生方にお任せ切り!
こんなことでは日本の将来が暗澹たるものにしかならないと思えてなりません。
選挙投票率を最低でも有権者総数の65パーセント以上にしたいと考えるのは、間違いでしょうか?
記 : 11月16日
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