▼2015年4月14日(火)
第18回統一地方選が全国の10道県・知事選、5政令市・市長選、41道府県・県議選、17政令市・市議選で実施されました。( 東京都などはこれからですが
)
相変わらずの低投票率でした。
もっとも広い範囲で行われた41道府県議選での投票率は平均で50パーセントを下回り、45%ほど。・・で、自民党が24年ぶりに総定数の過半を占める事になったようです、またまた低得票率で!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
話は福島第一原発の事に移ります。
昨日13日、東電が1号機内に投入(10日)し、格納容器内一階部分でスタックした調査ロボットの映像を公開しました。
現場では担当係員が強い放射線を浴びつつ、必死の作業を行っていることが推測できます。
そしてその映像ですが、見た瞬間まずそこに写りこんだ放射線ノイズの多さに驚かされました。
ニュースや新聞記事によるとその放射能レベルが9.7Sv/h~7.0Sv/hという事らしいのです。
でも、東電サイトのロボット映像 ( アクセスルート上落下物(4)他 ) を見ると
10.7 (あるいは10.1) Sv/h=10,700,000μSv/h ( 東京近郊の通常は0.05μSv/h程度 )という数値が画像中に記録(東電サイトへリンク)されています。
いずれにしても人がそのレベルの放射線を浴びれば1時間も経たないうちに確実に死に至るという事です。
しかし、この映像と共に発表した内容に少し違和感が、・・・それは発表者の言葉の中に、
「 予想していた放射能値としては、100Sv/h程度と考えていたが、それから比べるとはるかに低い数値・・・・・。 」 などという悪い作意を感じてしまう言葉が含まれていたのです。
どこまで 「 被害はそんなに酷くはない! 」 的な言い回しをしていくつもりなんだろうと呆れてしまいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
・・・・・と、この項目を考え、書き込んでいる最中、福井地裁が高浜原発3号機4号機の再稼働に対し、差し止めの仮処分申し立てを認める判決を出したというニュースが飛び込んできました。
『 高浜3、4号機については、原子力規制委員会が2月12日、再稼働の前提となる原発の新規制基準に基づく 「 審査書 」 を決定。福島原発事故後に定められた新基準を九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に続いてクリアし、先月20日には、地元の高浜町議会が再稼働に同意し ( 毎日新聞配信 ) 』 ている状態でした。
私たちの日本において、原発再稼働の差し止めが認められたのは初めてです。
記 : 4 月14日
|