今回はわたしの独り言です。
メディアによりますと、
自由民主党が16日の選挙によって、絶対安定多数を越える議席数を獲得し、26日に組閣が行われ、安倍晋三氏が首相になると言う事のようです。
そこで現在そのメディアで盛んに取上げられているのが、
80年代のレーガノミクスならぬ “ アベノミクス ” なる言葉。
金融、財政、景気などの要素に重点を置き、これらに積極的に関与、景気浮揚策を行っていくと言う事らしいのです。
つまりは、
@、インフレ志向の為の大胆な金融緩和
A、大型公共事業による景気浮揚
B、日本の産業再生の為、製造業をサポートする、等々。
狙いは、嫌と言うほど続いている “ デフレーション ( Deflation ) ” から脱兎のごとく脱却しよう、と言う事でしょうか。
まあ、いつまでも景気低迷では日本国の危機的現況を回復していくのは至難の業、何とかしたいのは日本国民多くの願い。
と言うわけで、衆議院議員選挙からたった1週間が経っただけで、特に日本の大手メディアは、景気浮揚策をとる自民党を取上げる事に血眼になっていて、株価が上がったの、円安に振れたの、等々、いきなり日本がまるで良い方向に向かってるような雰囲気を演出しているように見えてしまいます。
でも、日本の状況がそんな短時日で簡単に上向いていくものでしょうか。
むしろ、“ 景気浮揚策を拾い集めようとする手 ” から、お金以上に大事な案件がポロポロ漏れ出していくのではないのかなぁ・・・・・と考えてしまうのです
!!
中でも大事な案件の筆頭とも言える
“ 原発 & エネルギーの問題 ” など、既に置き去りにされている感が強い。
言うまでも無く、選挙前から、いや、3.11以降、国民の8割程は “ 原発 & エネルギー ” の現状を改善する事を、まず望んでいたはず、ですよね
? 違いましたっけ ?
また、選挙の争点でも有ったはずです !!
しかも活断層問題も引き続き残り、まだ3箇所ほどが原子力規制委員会から依頼された専門家によって調べられただけ。
3ヶ所の内、敦賀及び東通原発敷地内では活断層が有ると認定されたのではないのでしょうか?
大飯も疑い有りの状態で、はたしてその後、真摯に再調査しているのでしょうか?
国民の多くは景気浮揚と同時に、というより、それ以前に
“ 今、そこ ( 日本 ) に有る危機 ” を払拭して欲しいのです。
この問題を少しでも前進させない限り、永い将来に亘って問題は残り続けるわけですし、先送り出来るような性質の問題ではない事は自明です。
電気事業者連合会を筆頭とした電力業界及び関連組織などは、既に原発再稼動は決まったとばかりのハシャギ様。
この国に住いする1億を越える国民の将来像など頭の片隅にも存在しないかのようです。
それほど目先の金儲けが大事なのでしょうか・・・・・??
歳末・クリスマスという、つい浮かれてしまう時期ですが、上記以外に沖縄県の事も同様に、心配で心配で・・・・・・・・・・
こんな文章になってしまいました・・・。
マヤ暦では第6の時代が始まったばかり、
来年こそ、日本が希望の持てる安心な国として機能するよう舵取りして欲しいものです・・・・・利権に囚われずに・・・・・
無理かなぁー?